2013年9月21日土曜日

Used to be


 古い   
                   new         

                                                         あたらしい
       old
    




古いものが好きだなぁ、と思う。

それも、ただ単に“古いから良い” という物じゃなくて、多少、綻びがあっても色が褪せてしまっていても 「モノとしての重み」 を感じさせてくれるもの。

たまに出逢うそういうモノの中には、“実用性”や“利便性”は度外視されて作られたんだろな~、って思う物もあるのだけど、そう思いながら迷わず持って帰ってしまう。

ただ在るだけで良いの。毎日が楽しくなるから。



イイ女
itimhttp://itimitimi.com/pc/

最近お気に入りの古着屋さん二軒。一軒目はItimi。Blogのセンスがよくって(のってた音楽も!)訪ねてみたら「やっぱりな。」ちょっと気が抜ける雰囲気醸し出しつつ“可愛いけど、グロイ”の世界。
これは、ちょっとでもオーヴァーしすぎると“ダサい”か完璧なゴス、デコラになっちゃう。
店主の審美眼やね。そういう「仕事」ができる人、惚れぼれしちゃいます。
しかも、妊娠中のめっちゃイイ女。戸川純がスキなんだって。
ハスキーボイスで「また、おいで。」って言われて、また行っちゃうのでした。


堀江界隈は、昔に比べてだいぶお店が少なくなったけど、淘汰された感漂う今のがむしろ、自分にとって、散策するには最適なスポットなのかもしれない。ギャラリーPulp http://pulpspace.org/ Flake records naichichiも関西エリアでは堀江にしかないし、Clomboがある博労町とかも歩いていけるし、とにかく大阪では一番好きなエリア。最近、出来てないけど、夕方に堀江公園でボーっとするのもスキ。

                                   Rum http://rumbullion.seesaa.net/

この子のママもHoleがスキなんだって


場所も変って、次はグッとメンズライクに寄ったお店。
なんといってもカセットテープ!!
そうそう、こういう事やねん!と思わずショウケース見て頷いてしまいました。
“音楽だけ”も“ファッションだけ”も絶対駄目。
でも感覚や、総ては繋がってると思う。

例えば「サイケデリック」という言葉を聞くと安直に「カラフル」を連想する、というのも1つだと思うし。
パブリックイメージに関しては、“そういうの覆したい!派”ではあるけども。

挟まってる店主を激写

Tシャツのデザインもしてる

 オーナーの泉さんとは、だいたい音楽の話しかしていない。
ZINEも「見たい!」と言ってくださったので、気恥ずかしいけどもお渡しする。
そしたら、ブログにも載せてくれてました。http://rumbullion.seesaa.net/index-2.html
大方三年前程?のZINEだけど「無断転載禁止」とか書いてた事に自分でも唖然。
多分、転売事件(そのままの通り、無料でお渡しした筈のZINEが、探してくれていた希有な人に転売されていたという悲しい事実)というのがあって、心が更に頑なになってたんだと思ふ。
いやー、無断転載とかどの口がいうか。この口が言ったんだなぁ、と反省。


大人買いしてやろう、と思った

Rumは昔の自分の部屋によく似てる。
ちょっとガレージみたいな、粗野な空気もあって。
泉さんとは年齢も家も近いから、全然知らんかったくせに旧知の仲のようにお話しできる。
だから昔の時分の話を巻き返して「昔はPIXIESとかBREEDERS、ポップすぎる!って思ってたんですよ~。NIRVANAもヘヴィーな時が一番スキで。」って言ったら、泉さんは「僕は逆にNIRVANA重たすぎて当時ダメでした!後になってスキになったけど。」って話とかできて。
音楽の話する友達がいなくて、そのウップンを音楽雑誌に投稿で晴らしてた少女時代にお友達になりたかった。
その話もしたら「男みたいっスね。」いただきました。


これ以上増えたら、花瓶狂

情けない事に「全部買います!」っていう大人買いはできなかった自宅でも花瓶。
花も好きなんだけど、これだけでもいい感じ。
ここにさすのは、何の花がいいかな?と思案するばかりで(たのしい)。


まぁ、でも外でノビノビ咲いてる花もスキかな。とか思ったり。

こんなとこに植えられてるけど、タフ。




学生時代は、こういう古着屋さんの匂いとか空気に触れて、いつも聴いてる音楽の場所を想像してた。 今でも、それは自分のベースになってると思う。

良かったら、行ってみてくださいね。


2013年9月9日月曜日

Balkans


DEERHUNTERに新しく加入したFrankie Broylesがフロントを務めてたバンド。昨年にLOTUS PLAZAのliveでFrankieに会った時は既にBALKANSは活動休止してて、西海岸のツアーでは、MIRROR MODEと並んでソロとで前座をしてたのだけど、私が行ったDCの公演では観る事は叶わなかった。実はこの時既に「DEERHUNTERの新しいアルバムのレコーディングが12月に始まるよ。」ってLockettから聞いてて、LOTUSのツアーで新曲として披露してた「The Missing」も「もしかしたらDEERHUNTERとして発表するかもしれない。」という事も聞いてた(そしてやっぱそうなった)。この一曲は本当にLockett節がめちゃくちゃ炸裂してるというか、一発で彼の曲だとわかるのだけど『MONOMANIA』というアルバムに組み込まれると、不思議と全体に馴染むというか自然な流れを魅せるから、BradfordとLockettの調和(緩和とも言えるかもしれない)、バランスがDEERHUNTERというバンドの魅力の1つだと、改めて実感する。

話がまた脱線した。DEERHUNTER界隈は一に音楽、二に音楽のThurston Mooreを凌ぐんじゃないかって位、本当に課外活動も多い。DEERHUNTER自体もすごいアクティブにツアーをこなしてるし、以前に「オーヴァーワークじゃないですか?」って聞いたら「でも、これが普通かも。」みたいなノリだった。もう、最高です。でも文章に纏めるには、とっちらかっちゃうので大変。そう、今回はBALKANS。


BALKANSは2008年に高校の同級生四人でATLANTAにて結成。2011にセルフタイトル『BALKANS』をDouble phantom recordsからリリースし、活動休止。Frankieはソロとして活動する一方で同郷バンドCARNIVORESのメンバーとCARMENというノイズバンドを組んだりBradfordとColeのユニットGHETTO CROSS(たまにLockettがベースしてます)でドラムを叩いたり、もう調べたら次へ次へと出てくるわ。ヴォーカルをはじめ、楽器もドラム、ギターに留まらずDEERHUNTERのステージではヴァイオリンまで披露していて、若くしてその多才なマルチプレイヤーっぷりを発揮。

Dotsのおそろいが可愛いと思ったり。

その才能あってか否か、DEERHUNTERの前にBALKANS自体もけっこう評価が高かったように思う。“STROKESのロックンロールリヴァイヴァル”に直結したようなサウンド(の為NMEには”今は一体いつの時代だよ!”と酷評もされてたがViceからは絶賛)でシンプルだけど、なにぶんメンバー全員が若い為か、若さゆえの甘酸っぱさや疾走感がサウンドに滲み出てるのがとても良い。「Dressed In Black」なんかはたしかにモロSTROKESって感じもするのだが、7"でも発売された「Evita V」はドラミングやギターリフが、ARCTIC MONKEYSなんかも彷彿として面白い。そしてなんといっても、Frankieの硬質なのにエモ-ショナブルなヴォーカルが素晴らしい。
解散後に激ハマってます。

中でも音源化されていない(とてもとても残念!直訴しても無理っぽいなぁ)「Slow Return」という曲とMVが最高で、タイムラグは承知で個人的に今年観たMVの中では5本の指に入る位秀逸。




ところで“BALKANS”というバンド名はどこから来たんだろう?
メンバーのオリジナルブラッディかな?(例えばBradfordだったらイタリア系でLockettならロシア系、Mosesはコリアンとアメリカンのダブルブラッディ)と色々、考えを巡らせた結果、THE CLEANの楽曲名からとってるんじゃないか?というのが自分の中で有力説であります。
全部勝手な憶測ですが。この辺は、機会があれば本人に聞いてみようって事で。
あとBALKANSについて“サエナイ男子がバンドを組んでこうなった”的な紹介文を見た事があって、いや、言いたい事はよくわかるんだけど、実際にFrankieと至近距離で対面した自分としては、この人がさえなかったら他の人類はどうなるのか。って位美貌の持ち主でした。


BALKANSのliveにはBradfordも客演。このカツラは今被ってるのとは違うやつみたいだけど、長さがどんどん短くなってってるね。Bradfordが多分自分でカッティングしてんだね。



HOLLOW STARSとジャムって遊ぶ。

ちなみにBALKANS「Let you have it」のMVにはLOTUS PLAZAのギターDan Wakefield(今はどうかわからないけどFrankieのシェアメイトでもある)が友情出演。ATLANTAのミュージックシーン。楽しすぎて益々見逃せないっす。


2013年9月1日日曜日

ATP curated by DEERHUNTER lastchapter ( on the internet ! )


 DEERHUNTERのliveを出来るだけ観たい!と単純な理由で海を渡ったが、得てきたモノは数知れず。“初期衝動”という言葉は瞬間的で表層的な風に捉えられがちだけれど、自分がZINEを作る上では無くてはならない部分だと、今でも大事に思ってる。情熱を燻らせる火種さえあればモチベーションを高めて実行できるんだという意味でも。そしてZINEに限らず、体験こそが総て。結局自分は、足と身体を遣って色んな体験を1つずつ得て行きたいんだと思う。もちろん、そこに導いてくれるのはいつも「想像」とZINEを作って辿った跡。ZINEは1人1人に、できるだけ手渡して行きたいという気持ちはいつもあるけど、人と人とを介す方が、自分1人では及びもつかないとこに繋がったり飛び出たりする事もできる。とにかく、そこに拡がりがあるからやめられない。

 自分の中にたくさん詰まった今回の旅の顛末は本当にシンプルには書ききれない。なので色々思案した結果、うまく伝わるかどうか解らないけれど、写真やレポート含めてガッツリドッシリヘビーな感じで、ZINEにパッケージしたいと思う。


念願のBLACK LIPS



ステージから「Hi !」って挨拶してくれた。

今回はメンバーと殆ど会わず、会えてもチョロチョロお話はしたが、音楽的に突っ込んだとこまではしなかった。写真もオフショットはMoses1人だけしか撮れてないし(というかステージ以外のメンバーの写真殆ど撮らない。自分とメンバー全員で写真撮ってもらったのも一番最初の一枚だけだし)。

時差ぼけでずっと眠気と闘ってたATP。でも最後の日に眠気もぶっ飛ぶ出来事がわが身に。



 「夢が叶って人生で最高の日。」とスペシャルサンクスでスタッフや友達の名前を挙げていくBradfordが最後に私の名前を呼んでくれた。もう名前とかは呼ばなくても全然大丈夫ですよ、と以前伝えたのに。

 それにしても、こうやって退きで映像見ると「だれやねん。」とやっぱりなってるけど。
実際は私がいた最前列は熱狂的なファンが多くて、三日間ともお隣だった無口なフード被った男の子と「DEERHUNTERは私の人生で一番のバンドなの!」と言っていた女の子が横にいて、この時もBradfordがセットリストを持ってこちらに来てくれた時には、千手観音のように四方八方から手が…。カメラマンやセキュリティーも若干引き気味だったけど、私はそんなファンの人達にもとても感心があった。それで、人間が純粋に熱狂する顔や瞬間も写真に収めたい!と思ったのだけど、あれ、これ誰かやってたなぁ?と思って、そうそう、Ryan McGinleyがMorrisseyのliveでやってました。ウェイトの差もあって撮れないし、これはあっさり断念。そうこうしてる間も、なかなか上げられない手を、まごつきながら「この人達にあげてください。」とジェスチャーしたら「It` s for her。」(一瞬Bufferかなとも思ったのだけど)とセキュリティーの人に渡して持ってきてくれた。セットリスト受け取ったのと同時に横の女の子から「You're Awesome!」と祝杯のキッスまで頂いちゃいました(その後別の男の子からは「You're very Lucky…」とギリギリとした恨みがましい言葉も頂く)。

 『MONOMANIA』制作中は、良い事ばかりではなかったようだけど「My Dreams Come True」という言葉を何回も聴けて嬉しかった。またZINEを渡して「ありがとう。」と言いたい。

そして本当のハイライト。映像の最後の「Sleepwalking」「Back to the middle」「Monomania」が本当にヤバい!Hostess Club Weekenderが今から楽しみ!